タップル、国内オンライン恋活・婚活マッチングサービスの市場調査を実施
プレスリリース
2021年01月18日
~2021年の市場規模は前年比約2割増の622億円、 2026年には、2021年比約2.2倍の1657億円に拡大~
■国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測
オンライン恋活・婚活マッチングサービスは、メディアでの露出や著名人による話題化とともに、パートナーを求める真面目な出会いを生み出すサービスとして、より一層社会的な認知・理解が進みました。このようななか、大手オンライン恋活・婚活マッチングサービス各社は新たにビデオチャットによるオンラインデート機能を実装させるなど、コロナ禍においてもオンラインを介して男女の真面目な出会いを後押しする取り組みを進めました。また、YouTubeやLINEの広告を活用したプロモーション活動が可能となり、各社はより幅広いユーザーに対してサービスの認知やその魅力を効果的に訴求することが可能となりました。
これらの取り組みにより、オンライン恋活・婚活マッチングサービスは、性別や年代を問わず幅広く普及が進み、その利用が促進されました。2020年の市場規模は新型コロナウイルス感染拡大によるマイナスの影響をほぼ受けることなく、高い水準で成長を遂げました。
2021年はメディアによる露出がさらに進み、より多くのユーザーにオンライン恋活・婚活マッチングサービスの魅力や社会的な必要性が認識されることにより、引き続き高成長が予想されます。
多くのユーザーが利用し、多種多様なサービスが提供される中で、個々のユーザーがそれぞれの利用目的に合ったサービスを適切に選択し、安心・安全な環境において、それぞれに合った出会いを得られるような環境を用意することが、業界全体に求められています。
これに対し、最新のテクノロジーを利用することで、サービスの利用時における顔認証や本人確認の強化の導入が、業界全体で進みつつあります。
今後は、ユーザーそれぞれに合った出会いを提供するマッチングの精度や、安心・安全を担保する場を提供するために、AI技術の有効活用がますます進むことが期待されます。
オンライン恋活・婚活マッチングサービスの社会的な必要性について、業界全体で適切な方法で社会やユーザーに働き掛けていき、その理解が深まれば、更なる市場成長につながることが期待されます。
2026年のオンライン恋活・婚活サービス市場規模は、2021年比約2.2倍の1657億円に拡大すると予測されます。
【サイバーエージェントグループのマッチングサービス】
現在、サイバーエージェントグループでは趣味でつながる恋活サービス「タップル」の他に、「すれ違いを恋のきっかけに」をコンセプトに、位置情報を利用したサービス展開をする「CROSS ME」の、2つのマッチングサービスの提供を行っております。
・本調査におけるオンライン結婚・恋愛マッチングサービスの定義
オンライン恋活・婚活マッチングサービスとは、オンライン上で結婚や恋愛のパートナーを紹介するサービスで、出会い系サイトなど「大人の出会い」を訴求している倫理性の低いサービスや、サービス上で公開されているユーザー情報の秘匿性が高いものを除きます。
・ 本調査では、ユーザーがオンライン恋活・婚活マッチングサービスの利用に支払う利用金額の年間合計額を推計し、市場規模予測を算出しております。
■調査概要
調査時期:2020年11月から2020年12月
調査方法:株式会社IBJ、株式会社イグニス、タメニー株式会社、株式会社マリッシュをはじめとする業界関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:オンライン恋活・婚活マッチングサービス
調査機関:株式会社デジタルインファクト
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社のクレジット(Copyright ©Tapple, Inc. All Rights Reserved.)を記載してください。